ブループロトコルはPS4でリリースされないのか、PS4のスペックでは不可能なのか、などをブループロトコルの推奨環境から予想しています。PS4版を望んでいる方も少なくないと思いますが、発売前に発表されている情報ではPCのみの対応です。
ブループロトコルについて
BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)はバンダイナムコオンラインとバンダイナムコスタジオが手掛ける新作オンラインアクションRPGです。
まるでアニメの世界を旅しているかの様な圧倒的なグラフィックと世界観が特徴で、国産のオンラインゲームとして期待される作品でもあります。
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PS4版は出ないのか
国産オンラインゲームとして期待が高まるブループロトコルですが、クローズドβテストが終わった段階でも、発表されている対応機種は「PCのみ」とされています。
ここでは、PS4版が出ないのはスペックが足りていないからなのか?などブループロトコルの推奨動作環境をもとに予想していきます。
推奨環境とPS4のスペック比較
まずブループロトコルの推奨環境を調べてみました。
低画質 | 中画質 | 最高画質 | |
---|---|---|---|
OS | Windows8.1/10(64-bit 日本語版) | Windows8.1/10(64-bit 日本語版) | Windows 10 (64-bit 日本語版) |
CPU | Intel Corei3-4340 | Intel Corei5-3330 | Intel Corei7-7700 |
メモリ | 8GB RAM | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA Geforce GTX660(2GB)/AMD Radeon R7 370(2GB) | NVIDIA Geforce GTX960(2GB)/AMD Radeon R9 380(2GB) | NVIDIA Geforce GTX 1060(6GB)/ AMD Radeon RX580(8GB) |
HDD/SSD空き容量 | HDD 20GB 以上 | HDD 20GB 以上 | SSD 20GB 以上 |
公式には低画質・中画質・最高画質の3種類の推奨動作環境が記載されています。ざっくりと表現するなら低画質はゲームが動作するために最低限必要な環境、中画質はこのくらいあれば問題なく動作する環境、最高画質は最高の状態でゲームプレイを楽しみたい場合の環境と思っていいでしょう。
PS4のスペックをPCに置き換えた場合
GPU=GTX660 Ti(カスタム)
メモリ=8GB RAM
PS4はCPU・グラフィックカードともにPS4専用のものが搭載されています。なので比較をするためにそれぞれをPCの性能に置き換えると、だいたい上記のような感じになります。
数字だけ並べても分からない…という方は以下を参考にしてみてくださいね。
- CPU=大きく分けてCore i3/i5/i7の3種類がある。処理能力の高さはi3<i7
- GPU=新しいものほど高画質である。GTX660 Tiは2012年発売なので少し古いかも。
- メモリ=動作の速さに関係する。容量が大きければ大きいほど良い。8GBは中間といったところ。
PS4のスペックは低画質の推奨環境を満たしている
PS4 | 推奨環境(低画質) | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i5-2500K | Intel® Corei3-4340 |
グラフィックカード | GTX660 Ti | Geforce GTX660(2GB) |
メモリ | 8GB RAM | 8GB RAM |
PS4のスペックをPCに置き換えてみたところ、ブループロトコルの推奨動作環境「低画質」を十分に満たしていることが分かりました。中画質でもグラフィックカード以外は満たせている感じです。
となるとPS4でも対応できないことはなさそうですが、PS4で出さないのは他に理由がある可能性の方が高そうですね。
PCとPS4のユーザー数
アニメ調・国産・アクションRPGということもあり人気が出そうな本作ですが、PCのみの対応となるとユーザーも限られてきそうな気がします。
そもそも日本はゲーミングPCを所持している人より、PS4など家庭用ゲーム機を所持している人の方が多いと言われています。
日本のPCゲーマー人口は約162万人(2019年8月末時点・参照:日本のPCゲーマーは増加しているか)。PS4の2019年販売台数は約119万台、発売からの累計では約900万台です(参照:ハード売上)。
PCゲーマーの人口は徐々に増えつつありますが、売上の累計から見てもまだまだPS4ユーザーの方が多いと言えます。
「PS4の方がユーザーも多い、かつスペックも満たせている」のに出さないのは次世代機の影響かもしれません。
PS5の影響
PS4の次世代機「PS5」が2020年末には発売されると言われています。そのためPS5の発売が決定しているなか、これからリリースのゲームをPS4に対応させるという可能性は低いでしょう。
ブループロトコル自体が2020年4月時点では、まだリリース日未定となっています。発売日が近付くにつれPS5の発売日も近付くといったなか、PS4に対応する可能性はやはり低い気がします。対応するならPS5から、の可能性はありそうですね。
ブループロトコルがPS4に対応しない理由予想まとめ
PS4はブループロトコルの低画質推奨動作環境をクリアしているものの、次世代機PS5の発売が控えているため対応しない可能性が高そうです。対応するならPS5からといった可能性もあります。
ですがブループロトコルは基本無料のオンラインゲーム。運営側がユーザーを増やしたいと考える場合にはPS4版が出る可能性も否定できません。
どちらにせよ中画質以上の推奨動作環境はゲーミングPC基準ですし、確実にブループロトコルをプレイしたいといった場合はPCがおすすめです。